南ア;鳳凰三山紀行 南ア・鳳凰三山紀行(19) 「石碑・不動明王」 御座石⇒⇒燕頭山⇒鳳凰小屋⇒地蔵岳⇒観音岳⇒薬師岳⇒南御室小屋⇒苺平⇒杖立峠⇒夜叉神峠⇒芦安 |
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南ア・鳳凰三山紀行(19) 「石碑・不動明王」 . 山中、今にも風化しそうな「不動尊石碑」 不動明王立像 この七合目の広場には「立身山五竜不動尊」という石碑も建っていた。 行者か修験者が自分の身の上の安泰と向上を狙って建てたものであろう。 一般に不動尊とは不動明王のことで、現在でも地域によって不動尊信仰が盛んであり、「お不動さん」でお馴染みである。 関東の有名どころでは「成田山新勝寺」、鎌倉の「成就院」であろう。 不動尊は密教(日本では平安初期以降に広まったインドの大乗仏教の教えで、真言密教、天台密教がある。深遠で、凡夫にうかがいえない秘密の教えとも言われる)の根本尊である大日如来の化身とされ、あるいはその内証(内心の決意)を表現したものとして崇められている。 悪魔を下し、仏道に導きがたいものを畏怖せしめ、煩悩を打ちくだき、菩提心の揺るがないことから「不動」といわれる由縁である。 「お不動さん」の名で親しまれ、大日大聖不動明王(だいにちだいしょうふどうみょうおう)、無動明王、無動尊、不動尊などとも呼ばれ、アジアの仏教圏の中でも特に日本において根強い信仰を得ている。 尚、普通一般の仏像は、人々の心を打ち溶かす柔和な表情をしているが、不動明王仏は悪魔を降伏するためとして物凄い形相、姿をしている。 姿は目を怒らせ、右手に宝剣を持ち、左手には縄を持つ大変恐ろしい姿をしているが、それは、すべての障害を打ち砕き、おとなしく仏道に従わないものを無理矢理にでも導き救済するという役目を持っていて、厳しくもやさしい慈悲に満ちているとされる。 今でも多くの仏像の造作例が多い。 序ながら、鎌倉成就院の本尊は不動明王で、縁結びにご利益があるといわれ、現在、若い女性に人気があると言う。 縁結びというと男女の関係という感じであるが、男女の関係に限らず仕事や人間関係の縁結びにもご利益があるといい、特に携帯電話の待受にすると、更に、運気がアップすると言うのだが・・?。 次回、 「旭岳へ」
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