南ア;鳳凰三山紀行 南ア・鳳凰三山紀行(46) 「夜叉神峠」 御座石⇒⇒燕頭山⇒鳳凰小屋⇒地蔵岳⇒観音岳⇒薬師岳⇒南御室小屋⇒苺平⇒杖立峠⇒夜叉神峠⇒芦安 |
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南ア・鳳凰三山紀行(46) 「夜叉神峠」 . 北岳など白峰三山が現前に望まれる「夜叉神峠」 小休止して、いよいよ最後の下りである。 杖立峠の標高が2177m、夜叉神峠が1770mで、峠までの標高差が400mの降りである。 右の杖立山・・?、と大崖頭山の鞍部を抜けると、またまた大下りがが始まった。 気がつくと、左斜面は名前のとおり大きな崩壊薙ぎが口を開けていて、不気味な様相である。 三山からの長道中の下りで、脚部は相当に疲労している模様だが、まだ大丈夫。 弱いと思われる左脚部を出来るだけカバーしながら、慎重に、丁寧に、それでもピッチはソコソコにあげながら、ぐんぐん降る。 西側は樹林越しに白峰三山が見えて居るが、すっきりと見える所はほとんど無い。 それでも木立越しの景色は、白峰三山方向はガスが昇り、稜線がかすかにではあるが見える程度ではある。 ダケカンバやシラビソ、コメツガなどの常緑樹が主だったが、落葉樹も点々混じってきて、所謂、混成林の山相に変わってきている。 登山道は概ね尾根稜の西側に付けられていて、東側の尾根筋がコンモリと高目になっているので見通しはない。 大崖頭山(杖立峠)から夜叉神峠へ向う登山道は、幾つか木の根を踏んで降りるような急坂ではあるが、さすが人気の鳳凰三山の縦走路というだけあって整備されて比較的歩き易い。 しかし、何しろ長丁場ではある。 それでも次第に緩い斜面になってきて、土の道になってきて歩きやすく脚部には安心である。 1時間少々の下りの途、最後に南に向かってクマザサの中をいったんゆるく登る。 だが、夜叉神峠へは少しの上りではあるが、さすがにここへ来てからの登りは、正直相当きつかった。 夜叉神峠・標識 そして、ようように夜叉神峠に到着。 正面には高谷山(1842m)のこんもりした山塊が覗える。 そう、その途中の山中には夜叉神トンネルが抜けていて、南アルプススーパー林道が北岳の麓である広河原まで延びている。 次回、 「夜叉神」
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