南ア;鳳凰三山紀行 南ア・鳳凰三山紀行(7) 「御座石伝説」 御座石⇒⇒燕頭山⇒鳳凰小屋⇒地蔵岳⇒観音岳⇒薬師岳⇒南御室小屋⇒苺平⇒杖立峠⇒夜叉神峠⇒芦安 |
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南ア・鳳凰三山紀行(7) 「御座石伝説」 . 御座石温泉は、山梨県韮崎市円野町上円井の小武川支流に面する標高約1,100メートルに位置し、フォッサ・マグナ(日本の主要な地溝帯の一つで、地質学においては東北日本と西南日本の境目とされる地帯。 中央地溝帯とも呼ばれる)に沿ってわき出ていて、芦安温泉、桃の木温泉、青木鉱泉などと同様の温泉群の一つでもある。 源泉数1、泉温25度以下、湧出量毎分35リットル、自噴の酸性明ばん泉で皮膚病、リューマチなどに効能があるとされている。 ところで、御座石というチョット変わった名称は、奈良時代に奈良田(早川町)へ行幸した際、奈良法皇が鳳凰山へ登られ、帰路この地へ下山されたとき大石にカヤの小枝を敷いて休息された―という古い伝説によるといわれる。 奈良期の天平758年5月、剃髪をして法王になった孝謙天皇(奈良の法皇)が、お告げによって遥か東国の早川の上流・奈良田に遷居された。 病弱だったので当地に湧く温泉療養されたのであり、八年間滞在したとされる。 そして当地を山城の国の奈良に因んで山代郡奈良田と名を付け、自らも奈良法皇と名乗った。 法皇及び従者たちは奈良田滞在中に芦安から北の山に登られ、その山が鳳凰山であり地蔵岳・オベリスクを拝顔した後、御座石に下ったとされっる。 この時、法皇に因んで「鳳凰山」と命名したとの伝承でもある。 この山域には今も法皇巡幸登山に因んだ北御室、南御室、御座石、御所山などの所名が残る。 次回、 「奈良法皇(孝謙天皇)」
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