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南ア;鳳凰三山紀行
南ア・鳳凰三山紀行(23) 「ホウオウシャジン」

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 南ア・鳳凰三山紀行(23) 「ホウオウシャジン」      .



  
  岩場の鳳凰シャジン



  
  鳳凰シャジン




山地に生えるイワシャジンの高山変種とされ、南アルプス鳳凰三山のみで見られる固有種である。
岩の割れ目などに自生し、茎葉は細く、先端が鎌形にカーブし、7月から8月に紫色の釣り鐘形の花を数輪、枝垂れるように咲かせるのが特徴。


ところで、ホウオウシャジンとは通の御仁は既にお判りであろうが、中国の漢方薬「沙参」に由来するキキョウ科ツリガネソウの仲間で、葉が細く、紫色の釣鐘状に咲かせる高山性の植物である。
本州の中部-東海地方の一部に分布し、山地の沢や渓谷の湿り気のある岩壁などに自生する。

代表的なのが岩シャジンやヒメシャジンであるが、自生地によって草丈や姿に若干の違いがあり、産地の名前を付し、それらを変種として区別されている。
細い茎に釣鐘形の花をぶら下げるように付け、色は青紫色で先端が五つに切れ込み、茎葉は線が細く草姿は繊細な雰囲気を持っているがが、岩場などにしっかりと根を張る気丈な性質の植物である。

産地による変種の中で代表的なものに鳳凰山産のホウオウシャジンがよく知られている。 岩シャジンより更に草丈が低くて葉が細く、萼(花被の一番外側にあって花弁をかこむ部分)が大きく反り返るなどの特長があり、高山植物愛好家には特に人気がある。

小生も一時期そうであったが、野草の愛好家には「沙参に始まり沙参に終わる」と言う格言があるほどポピュラーであるが奥が深い種類です。
棚の上から見事に垂れ下がる紫色の花は実に魅力的でもある。


次回、 「地蔵岳






                 
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