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大菩薩峠
大菩薩峠紀行(4);山の宿

裂石⇒上日川峠⇒大菩薩峠⇒大菩薩嶺⇒丸川峠⇒泉水谷⇒丹波


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 大菩薩峠・紀行(4) 「山の宿」    .



 
 民宿。松葉荘



一杯機嫌で夜の新宿駅を発ち、中央本線の「塩山駅」へ着いたのが夜中の11時半も回っていた。
降るような星空の下、駅周辺をブラついて宿屋らしきものを物色したが、結局、見つからなかった。

駅前で最終列車の客待ちをしていたタクシーを見つけて、

すいません、 明日、大菩薩へ登る予定で宿を探しているんですけど、どうしても見つからないで、何とかなりませんか・・?」

ホウ、大菩薩ネ・・、駅の周りじゃなかんべ・・!、 チョット待って、裂石辺りを当って見るべ

気さくな運ちゃんは駅前の公衆電話で、心当たりの宿屋を当っているようである。


ニコニコしながら戻ってきて、

「ワダシの知り合いの宿屋が承知してくれたよ、 サア、乗ンなせ」

「裂石は大菩薩の登山基地ですよね、丁度、良かったです。 因みに距離的にはどのぐらいありますかね・・?」
「そうよな、10キロ位じゃなかろうかね」

塩山の駅を発って、小さな町並みを過ぎると、たちまち山間に入ってきた。

月明かりに照らされて、山並みがかろうじて覗える。

「運転手さん、ぼんやりと山並みが見えているけど、大菩薩はどの辺りですかね・・?」

「おう、あの正面に見えているのがそうだよ。 そうよな、裂石からだといろんなコースがあるようだが、峠まで2時間半、頂上の大菩薩嶺までは3時間もみたらいいんじゃないかの」

話好きな運ちゃんと世間話をしながら、たちまち目的地に着いた。

こちらの宿屋だよ」 といって、
案内されたのは程よく道路に面している宿であった。
安くない余計なお宝を運ちゃんに払い、改めて礼をいって別れた。



宿の玄関を叩く。

宿屋は「民宿・松葉荘」といって、都合の良いことに登山道(林道)に沿って建っていた。
既に前もって連絡がついていたので、真夜中(夜中の零時)というのに宿の主人であろうお上さんがニコニコ顔で迎えてくれた。

部屋に案内されながら、
明日の朝食はどうしましょうか・・?、6時からやっておりますが

「そうですか、是非お願いします」


次回、「雲峰寺




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